溶連菌感染症の薬を飲ませ忘れてしまった!大丈夫…?



子どもの病気は驚くほどたくさんありますが、中でも私が看病してみて大変だと感じたのは「溶連菌感染症」!
何が大変かって、菌をやっつけるために約10日間、ちゃんと決められたとおりにきっちりと抗生物質を飲ませなきゃいけないんですよね。
きちんと服薬するのは当たり前のことではありますが、溶連菌の薬は特に苦く、小さい子どもに飲ませるのに本当~に苦労しました!

そして私は長女が溶連菌感染症になった時、薬を一回分飲ませ忘れてしまったかもしれないんです。
親失格だ…と、かなり凹んだ記憶があります。
結果、何事もなく、無事に完治したのですが。

でも、そのように飲ませ忘れたり、ちゃんと飲んだか心配に思われるお母さんお父さんは多いみたいですね。
私が育児日記がわりに付けているブログでも、その時の記事のアクセスがいまだに多いです。
 
溶連菌の薬(ワイドシリン)、一日飲ませ忘れてしまった…!
 
 
溶連菌感染症が厄介なのは、リウマチ熱や腎炎などの合併症を起こしてしまうということ。
そのリウマチ熱から予防するためにも、しっかりと抗生物質を飲む必要があるそうです。
(腎炎は抗生物質では予防できないそうです。)

また、おたふくのように一度かかれば免疫ができるというものではないので、何度でも繰り返してしまうこともあります。
大人になってもかかることがあるので、家族に感染しないように注意が必要です。
 
 
ということは、私もまた看病する可能性があるということ…。
その時に困らないよう、自分の備忘録がわりとしてもまとめてみました!
 
 

溶連菌感染症ってどんな病気?

溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌と呼ばれる細菌が引き起こす病気で、主に喉に症状が出ます。
感染から2~4日の潜伏期間後に発症し、38度~39度の発熱と、喉の痛みが主な症状です。

症状の代表的なものは、発熱(38〜39℃)と“のど”の痛みです。しかし、3歳未満ではあまり熱があがらないと言われています。そして、体や手足に小さくて紅い発疹が出たり、舌にイチゴのようなツブツブができたりします(イチゴ舌)。そのほかに頭痛、腹痛、首すじのリンパ節の腫れもみられます。急性期を過ぎますと、発疹のあとには落屑(皮むけ)が認められるようになります。風邪と違って咳や鼻水が出ないというのもこの病気の特徴です。この病気には潜伏期間があり、実際に感染してからだいたい2〜4日で症状がでます。
出典元:http://www.shionogi.co.jp/wellness/diseases/contagion/streptococcal.html

ですが、私の娘の場合、これらの症状はあまり出ませんでした。
保育園で食後に嘔吐し、38度の発熱があったために受診したところ、溶連菌感染症という診断を受けました。
本人も喉の痛みを訴えていなかったので、まさか…と驚いたことを覚えています。

溶連菌の検査自体は、すぐにわかる簡単なものでした。
喉を検査する棒(綿棒だったかな?)のようなもので拭って、溶連菌が出るかどうか調べてもらうだけです。
10分ぐらいで結果が出ました。

そして、溶連菌感染症だと判断されると、抗生物質を飲むことになります。
うちの娘は症状が軽かったので、すぐに熱も下がりましたし、食事もすぐにとれるようになったのですが、それでも10日間の抗生物質が処方されました。
溶連菌感染症は上にも書いたとおり、完全に菌を退治するまで、抗生物質を飲み切らなくてはいけません。
 
 

薬を飲ませ忘れてしまったかも…どうすればいい!?

そのように、他の病気よりも「薬を飲む」ということがとても大切な溶連菌感染症。
なんでも、体内に薬の成分がなくなると、また菌が増えてしまうそうです。
そのことから、「飲ませ忘れないように!」とお医者様や薬剤師さんに強く言われます。

…言われたのですが、私はたぶん一度、飲ませ忘れてしまいました。

そこで慌ててクリニックに問い合わせたところ、「治療が長引く可能性はあるけれど(菌がまた増えてしまったかもしれないから)、ほとんどの場合は一度程度の飲ませ忘れは大丈夫。残りを必ず飲み切って。」とのことでした。

ただ、これはあくまでも我が子のケースなので、もしも飲ませ忘れに気づいたら(飲ませ忘れの可能性があったら)、かかっているクリニックや病院にすぐに連絡しましょう!
 
 

登園・登校許可の診察と尿検査を忘れずに!

溶連菌感染症は名前のとおり感染する病気なので、学校保健安全法で登園・登校について定められています。
インフルエンザや水痘などと同様の扱いとなります。

でも、溶連菌感染症はインフルエンザなどの他の感染症と比べると、それほど長く欠席しなくても大丈夫です。
抗生物質を飲むと、24時間で感染力が弱まるので、24時間が過ぎれば登園・登校してもOKとされています。

ですが、喉の痛みや発熱がある場合は辛いですよね。
登園・登校してもいいとは言えども、やはり状態によって対応することが大切です。
必ず、登園・登校していいか、診察してもらいましょう。
 
 
また、溶連菌感染症は、そこでは終わりません。
合併症である、リウマチ熱は溶連菌感染症の数週間後、腎炎(急性糸球体腎炎)は10日前後に発症します。
そのため、溶連菌感染症が治った後も、体調に注意しておく必要があります。

腎炎については、尿検査をするために再診の指示を受けることが一般的です。
もう治ったからと油断せずに、必ず尿検査を受けましょう!
 
 
ちなみに、我が娘はこの尿検査で膀胱炎が発覚しました。
溶連菌感染症によるものではなかったのですが、この尿検査のおかげで見つかって感謝しています!
 
 
 
【2017.10 追記】
その後、我が家の子どもたちは溶連菌感染症に罹ることもなく、すこぶる元気に過ごしています^^
尿検査で発覚した膀胱炎も1週間ぐらいで完治し、その後の健康診断でも何事もありません。

これからまた感染症が流行る時期。
子どもだけではなく、大人も罹らないよう、健康管理をしっかりして(やっぱり睡眠と食事ですね!)乗り切りたいですね。
 
子どもの免疫力をアップさせる方法














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