めでたく第二子を妊娠!
前回の妊娠の時に変性で悩まされた(入院した)子宮筋腫も、だいぶ小さくなっていること。
これで2度目の妊娠期間は、人並みにマタニティ生活を楽しめる~!と喜んだのもつかの間。
「妊娠高血圧症候群」になってしまいました…。

★ここまでの経緯はこちらです↓
【子宮筋腫で帝王切開:1】病気の発覚!そして妊娠
【子宮筋腫で帝王切開:2】大学病院を受診
【子宮筋腫で帝王切開:3】子宮筋腫の変性で地獄の苦しみ…
【子宮筋腫で帝王切開:4】子宮筋腫の変性による緊急入院
【子宮筋腫で帝王切開:5】いよいよ初めての帝王切開!
【子宮筋腫で帝王切開:6】赤ちゃんとの初対面と授乳開始
【子宮筋腫で帝王切開:7】2度目の妊娠!

妊娠高血圧症候群とは…

妊娠高血圧症候群とは、妊娠20週以降に高血圧がみられ、尿に蛋白が出てしまった場合に診断されます。
胎盤の早期剥離や脳出血、HELLP(ヘルプ)症候群などを引き起こすことから、妊娠中のトラブルの中でも特に注意が必要とされています。

※HELLP症候群とは、溶血、肝酵素の上昇、血小板減少の3つの症状が出現します。
適切な管理がされないと3割ほどが死亡するといわれ、腎不全などの怖い病気を合併することも。

妊娠高血圧症候群は、原因がわからないので事前に予防する方法はありません。
日々の食事や生活で管理していくことが最善の予防法となります。

妊娠高血圧症候群は母子の命に関わる怖い病気!予防法と治療法は?
 

血圧が上がり始めた時期

もともと高血圧の人が妊娠高血圧症候群になりやすいと言われていますが、私はもともと血圧が高い方ではありませんでした。
むしろ若い時は低血圧と言われるほど。
妊娠しても、上110/下75程度をキープしていました。
妊娠22週を超えるまでは…。

それからというもの、上は130/下85が平均値に。
むくみがみられたり、尿に蛋白が出てしまう時も増えました。
典型的な妊娠高血圧症候群ですね。

医者からは、家では安静、毎日血圧を測り、下が90を超えるようならばすぐに電話するようにと言われました。
 

私がとった対策

そして、安静生活に入りました。
3歳になる長女がいたので、完全に安静にとはいきませんでしたが、血圧が上がる少し前から、出産対策のために認可外保育園にお願いしていたので本当に助かりました。

認可外保育園は認可園と違って、空きさえあれば誰でも入園することができます。
そのかわりに保育料も高いですし、補助もありませんが。
我が子の場合は、「出産時は週5でお願いする予定だけど、妊娠期間中は週2で」という形で入園しました。
週2でも30,000円ぐらいかかったかな…。
認可園に比べると軽く倍以上ですが、それでもありがたかったです。
そんなつもりで入園したわけではなかったのですが、結果この入園が一番の対策になった気がします。

その他の対策としては、胡麻麦茶を大量買いしました。
サントリーのトクホ製品です。

妊娠高血圧症候群は、結局は処方された降圧剤(私はアルドメット)を服用しながら、食事に気をつけるしかありません。
味噌などの食品は減塩タイプのものを選んだり、塩ではなくかつおだしで味付けするなど、減塩に気をつけました。

また、カリウムが体内の塩分を排出してくれるというので、カリウムを豊富に含むバナナやほうれん草などを積極的に摂りました。

…ですが、どれだけ食べればどれだけの効果があるかわかりません。
ビタミンなどの栄養素って、必要な摂取量を食品から摂るにはものすごい量を食べなきゃいけないですよね。
なので、トクホの胡麻麦茶に頼ってしまったというわけです。

胡麻麦茶は、ベースが麦茶なので当然ノンカフェイン。
胡麻に含まれている「胡麻ペプチド」が血圧に効果があるとされています。

ですが、妊婦さんは医師に相談することという注意書きがあります。
私の場合は問題なしということで、安心して飲んでいましたし、医学的なデータでは問題ないとされているそうです。
ですが、妊娠高血圧症候群といっても様々なケースがありますし、胡麻ペプチドが処方された降圧剤に影響を及ぼしてしまうこともあるようなので、必ずお医者さんに相談しましょう。

そのような対策をとりながら、過ごすこと約10週間。
そろそろ予定帝王切開の日が近づいてきた~と安心し始めた矢先、ありえない血圧上昇により、緊急帝王切開となってしまったのです…。

緊急帝王切開…
予定帝王切開の数倍も数十倍も辛かったです…。

※続きはこちらです。
【子宮筋腫で帝王切開:9】血圧急上昇で緊急帝王切開に…!